恐怖の国道480号線を俺は無事に走り切り蛍を見て帰宅出来るのか!?

前回、告知!とかで、煽っといてなんですけど全然無事です。んなもん、とっくに家に着いて風呂入ってガリガリ君食いながらブログ書いてたもん。ほで、ホタルも見れたよ。あの様子やと今週末の6/30位まで大丈夫やないですかねぇ。数は、減ってると思いますけど。


で、とりあえず帰りの話です。帰り道をどうするかを考えた結果、再度 480(ヨンハチマル※勝手に付けた)やと。ココで逃げたらアカンと。行きは、画像撮ったりで時間ロスして所要時間わからんし、車のメーターをドロップしてなかったもんで、走行距離もよくわからんしね。一応、ナビで自宅まで検索してみるけど、480のルートは表示されず遠回りルート。設定をいじると「最短ルート」への切り替えがあったので変更し、再度検索。でも遠回りのルート表示。どんなけツンやねん?とりあえず480の和歌山側の入り口と思われる、国道24号線との合流地点を目的地にスタート。山を下り、紀ノ川を越え、さぁ480だ。その前にファミマがあったので飲み物を買う。のどがカラッカラやねんって。買ったついでに、レジのにーちゃんに念のため確認してみた。「このウラの道を行ったら大阪着きますか?」「このウラですか?大阪行きますけど…、道…、狭いですよ…」と、心配げに答えてくれた。心配すな、わかっておる。さっき通って大阪からたからわかっておると。確かに狭いし怖い。しかし、あえての480やと。そう心の中で呟いて、ファミマを後にした。この後、480に絶望のドン底へ叩き落されるとは知るよしもなく…。


先ほど通った道という慢心があったのか、気がつくと微妙に道を間違えたり、狭い道で切り返し、切り返しして、なんとか乗り切り、あとは一本道だぜ、と快調に走行していると、いきなり絶望が訪れた!ナント、さっき走ってきたはずの道にバリケードがバチーン!と張られてて立て看板に「全面通行禁止」と書いてある!しかも、その下には、ヘルメットを被ったオッサンが、両手を広げて通せんぼしているイラストが描かれてある!俺は未だかつて、コレだけ強い意志を感じたイラストは見たことない。動かざること山の如しの様相である。行きに通った時も工事をしており、警備員が交通整理していたが、まさか夜間は通行止めになっているとは思ってもみなかった!しばし呆然としていたが、とにかく行動するしかない。通行止めの道の先を確かめに、車を降りた。看板はともかくバリケード、腰ほどの高さだったので、跨いで乗り越え先に進む。すると大きな重機が停車していて車で通るのは不可能なようだった。重機の横をすり抜けると、またバリケードがあったがどうやら反対側へのバリケードのようだ。反対側のソレを跨ぐと、そこには別の道があり車が通っている!どうやら480が完全に封鎖されているのではなく、迂回路があるようだ!あとから考えると、どうやら途中の迂回路を見逃したようだ。足早に車に戻り、軽快にUターンし迂回した。


時間のロスを取り戻すべく、アクセルを踏み込む。視界の杉林が後方に流れる、速度計を読む。23km。うそ〜ん!道が狭く、景色が流れるのが速いため、体感速度も速くなるのですがちっとも速度が出せません。狭い上にカーブ、カーブなんです。こんなもん、まともにスピード出せるのスバル・インプレッサか、プジョー307ですって。まぁ制限速度が30kmなんで、スピード出せても仕方ないかもしれないですけどね。


車一台分の道をなんとか乗り切り、少し道幅も広くなって安心していた時、緩やかなカーブで俺は信じられない光景を目にした。一瞬の光景の情報を頭の中で整理する、ありえねぇ…。俺が見間違えたか?気がつくと俺は車を停め、ギアをバックに入れていた。正気か?自分自身に問いかけた。一瞬の躊躇を振り払い、そのカーブまで慎重にバックする。首筋の言いようもない不快な汗を拭い、ゆっくりとそれへ顔を向けた。見間違いなんかじゃねぇ…。無意識のうちに車を降り、フラフラとその前へと、吸い寄せられるように歩き、ちからなくカメラのシャッターを押した。。。



O☆KI☆NA☆WA!!
ただし、抽選で。


いろいろありましたが無事、家に着きました。
おしまい。


帰りの所要時間:約1時間30分
走行距離:およそ51km。ん?51km!?